Corvette'86IndyPaceCar

2008年12月23日 (火)

最終組立て

完成したパーツを組み立てていきます。
強度が欲しい所は塗装を剥がしてプラセメントを使ったり,強度の不要なところはタミヤエナメルのクリアーを使ったりと,適材適所で接着剤を使用することがポイントです。
私は主に1分硬化型のエポキシ系接着剤を使います。

P1000892 シャシーとバスタブを組み付けたボディをあわせてみると,イマイチ高さが合わない気がしたので,調節します。バスタブの底面にタミヤエナメルの黒を塗り,シャシーと合わせてみて,シャシーに塗料がついた部分が干渉しているので,その部分を削って合わせます。

そしていよいよ完成です。

製作開始が今年の2月9日ですから,11か月近くも費やしたことになります。
事務所の移籍や引越し等,途中で手が止まってしまう期間も長かったのですが,来年はもう少しサクサク作って行きたいと思います。

とりあえず適当に撮影した画像を載せますが,後日ちゃんと撮影したいと思います。
 

P1000898

P1000900

P1000903

P1000909

P1000921P1000916P1000911P1000914P1000920P1000924  

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2008年12月21日 (日)

クリアパーツ

キットでは省略されている(こればっかりだ)クリアパーツを作ります。
リアのコンビネーションランプだけはかろうじてキットに準備されていたので,これを整形して使います。

サイドマーカー等は0.5ミリ厚の透明プラ板の現物合わせで比較的簡単に作れましたが,フロントの縦線モールドが入ったライトカバーの材質には悩みました。

結局,100円ショップで購入したCDケースを使用しました。
厚みが気になる所ですが,縦線モールドが簡単に表現できる点を優先しました。
厳密には縦線の本数も実車と異なるのですが,そこは雰囲気優先と言うことで。

P1000887

作成したクリアパーツは,左右で区別がつくように分けておきます。
「D]とある方がドライバーズシート側という意味です。
「右」等として印をつけると,どちらから見て右なのか,後から分からなくなってしまうからです。


P1000876 ウレタンクリアーを吹いたら曇ってしまったフロントウィンドウは,幾ら磨いても結局曇りが取れませんでした。
よく見ると,プラの表面が侵されているようだったので,一度クリアー層を削り落としてから,再度フィニッシャーズのオートクリアーを吹いた後,コンパウンドで磨いて,何とか透明度が回復しました。
その後,裏からシェード部分にスモークを吹いておきました。

P1000880  P1000879
今回初めて経験したのですが,ウレタンクリアーはスチロールを侵すようです。
そういえば以前,「ウレタンはプラを溶かすからプラモには使えない」などということがまことしやかに囁かれていたことがありましたが,これは一面では本当のことだったのでしょう。
普段はプラの上に何層もの塗膜が乗っているため,ウレタンクリアーで最終コートしても影響が無かった物と思われます。
ためしに,改めてジャンクのクリアパーツにウレタンクリアーを吹いてみましたが,やはり思いっきり曇りました。
画像左がアリイのもので,左側が曇っています。
右半分にはクレオスのクリアーが厚めに塗ってあったため(以前クリアパーツがラッカー系塗料で侵されないかテストするのに使ったのです),その部分は侵されずに済んだようです。
そういえば,今回のフロントウィンドウも,所謂ハチマキデカールを貼った部分にはオートクリアーを厚めに吹いておいたためなのか,殆ど曇らずに済んでいます。
画像右はレベルのクリアパーツに直接ウレタンを吹いた物で,やはり思いっきり曇っています。あまりに綺麗に曇りすぎて,曇りガラスの表現として使えそうなほどです。

P1000888 気を取り直して,クリアパーツを接着しました。
フロントのレンズカバーも,予想より良い雰囲気になりました。
なにより反射鏡部分を掘り込んでアルミテープを貼っておいたことの効果が大きいですね。
キットそのままの雰囲気とでは格段に違います。
P1000890
クリアパーツの接着には,透明エポキシ接着剤を多用します。
左側はコニシの「ハイスピードエポ」で,硬化後淡色透明になるタイプですが,1分で硬化し,使い勝手が良いため愛用しています。
右側はセメダインの「エクセルエポ」で,5分硬化ですが,硬化後は無色透明になる上,はみ出してもエナメルシンナーで簡単に拭き取れたり,硬化後も爪楊枝で簡単に剥がせたりするので,良い仕上がりが要求される部分で活躍します。
ちなみにコニシの「エポクリアー」を以前使ったことがありますが,5分硬化と謳いながら常温だと24時間経っても完全硬化しない上,硬化後綺麗に剥がすこともできず,上記2点の短所を合わせた様なものなので,お勧めしません。

これで全てのパーツが作り終わりまいた。
あとは各パーツを接着して完成です。

「次回,最終回」

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ミラー

キットでは完全に省略されているミラーを作ります。

サイドミラーはボディから生えているように見える構造の物で,キットではボディと一体に造形されていました。
新規に別パーツを自作するのと迷いましたが,今回はキットにモールドされている物を整形して対応しました。
具体的には,塗装に入る前に,ボディとの境目(ステーの部分)を一段掘り込み,また,ミラーのはまる部分も掘り込んでおきました。

P1000690 そして,まずはサイドミラーにマスキングテープを貼り,掘り込んでおいた部分に合わせて油性ペンでなぞります。

これを型紙にして,0.15ミリ厚の洋白板を切り出します。
この程度の厚さの洋白なら,事務用のハサミでも普通に切ることができます(といっても,ハサミの切れ味は非常に低下してしまいますが。)。

P1000826 洋白板の厚さは私にとってはこれがベストで,これより薄いと整形時にゆがみやすく,厚いと加工が面倒になるのです。
事務用のハサミで簡単に切れる厚さであれば,ギリギリの大きさに切り出して,ヤスリでの整形を省くことが可能です。

ちなみに,金属板をハサミで切り出すときは,どうしても歪みが生じてしまいます。
しかし,私の経験上,歪みが生じるのは切り出す元の板の大きさと,切り出した部分の大きさとで,小さい方が歪むということが非常に多いのです。

そこで,この現象を利用して,ハサミでの切り出しのみで金属板の加工を簡単に済ませることが出来ます。
つまり,一枚板からおざっぱに部品を切り出すときは,切り出した部品の切断辺付近が歪んでしまうので,必要な大きさより大きめに切り出します。
そして,そこから更に歪んだ部分のみを取り除くべく切り出すときは,今度は切りカスの方が歪むため,残った必要部分は歪まないというわけです。
写真などで説明できると分かりやすいのですがね。
機会があったらまた説明したいと思います。

P1000860 次に,きっとでは省略されているルームミラーを作ります。
ロードスターで目立つ所だけに,きっちり再現したいと思います。

まず,0.5ミリ厚のプラ板をルームミラーの大きさに切り出し,これを型紙代わりにして,0.3ミリ厚のプラ板を切り出します。

P1000861 切り出した0.3ミリプラ板を,ミラーがはめ込まれる大きさに開口します。
四隅は1ミリ径のドリルで開け,これをナイフで繋いで整形しましたが,柔らかくふにゃふにゃしてしまうため,非常に整形が面倒でした。
先に開口を済ませてから外周を切り出す方法を採るべきでしたね。
これを先ほどの0.5ミリ厚プラ板と接着して,ミラー本体を作ります。P1000875 洋白板から切り出したサイドミラーとルームミラーの鏡部分は,金属板に瞬間接着剤で接着し,表面を磨きます。
磨き終わったら,アセトンなどの瞬着剥がし液に漬けて,自然に剥がれるのを待ちます。
無理にナイフではがそうとしたりすると,折角のミラーが歪んでしまったりするからです。
P1000878 磨き終わったミラーには,曇り止めのためにメタルプライマーを塗っておきます。
どこかでメタルプライマーは経年変化で黄変するという話を聞いたことがありますが,磨いた金属の保護のために薄く塗る程度では,全く気にならないと思います。

P1000883 洋白板をルームミラー本体にはめ込んでみました。
爪楊枝の先端が写ります。
ちなみに,ステーは伸ばしランナーで作ってあります。



P1000886 サイドミラーはこんな感じになりました。
多少の研ぎ出しの不便さなどもありましたが,これはこれで良いと思います。
勿論,初めからキットが別パーツで準備してくれているのが最高なのですけどね。

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2008年12月19日 (金)

ホイールとエンブレム2

    勢いに乗って2連続更新です。
ホイールとエンブレムを仕上げます。

P1000804 まずは前回の続きで,表面をペーパーで仕上げます。





P1000805_2中央の穴部分んp角はは直角ではなく,丸くなっているため,角を落とします。
使っているのはハセガワのサーフェスナイフです。
所謂キサゲの小さい物で,細部のキサゲ作業に重宝します。
カーモデラーなら1本持っていると非常に使い出があるためお勧めです。


P1000807 ボルトのモールドがなくなってしまったので,作り直します。
まず,パソコンでホイール中央の穴と同径の正五角形の図面を作ります。





P1000810P1000809 この図面を水糊を使って貼り付けます。
水糊は水をつけた綿棒でこすれば簡単に落ちるので,意外な所で重宝します。




P1000819

P1000824_2

貼り付けた図面に合わせて,1.2ミリドリルで穴を開けます。





P1000828 クレオスのメッキシルバーで塗装し,自作デカールを貼った後,タミヤエナメルでコートします。
ウレタンでコートしても輝度は殆ど変わらないのですが,ウレタンだとどうしても塗膜が厚くなりがちなので,エナメルを使うことが多いです。
キャラクターモデルなら兎も角,カーモデルでは完成後に触ることが殆ど無いので,エナメルの塗膜の弱さは殆ど気になりませんし。

P1000851

クリアーの乾燥後,ボルトを埋め込むわけですが,ボルトの素材には,アドラーズネスト製のボルトヘッド六角を使用します。
Mサイズで,対辺の長さは1ミリです。
同社の製品にはガンプラ等のキャラクターモデル向けの物が多いのですが,カーモデルにも使えるパーツが多数ある上,精度が非常に高いので気に入ってます。

  P1000852_2 P1000855_2
 これを,適当な大きさに切ったプラ片に取り付けます。

そして,このプラ片をホイールの裏から接着します。



P1000873 タイヤに装着してみた状態です。
奥まった部分にはタミヤアクリルのつや消し黒で墨入れしておきました。
ちなみに,水性ホビーカラーにも同じことが言えるのですが,所謂水性アクリルは,エナメルと比べると,乾燥後にシンナーで拭き取ることが非常に困難になります。
そのため,シンナーと綿棒を手元に用意しておき,はみ出したら直ぐに拭き取るようにします。

P1000811 次にエンブレムですが,表面を整形した後,クレオスのメタルプライマーをシンナーで3倍ほどに希釈した物を,爪楊枝で塗っておきます。
塗料と基材が異なるためか(塗料の基材には一般的にはアクリルが使用されているのですが,プライマーはエポキシが使われることが多いです),爪楊枝で適当に塗っても,乾燥後にムラになることは殆どありません。

P1000827 プライマーが乾燥したら,フィニッシャーズのファンデーションホワイトを吹いておきます。
この上から自作デカールを貼るのですが,透明フィルムにインクジェットプリンタで印刷した自作デカールは,下地がモロに透けてしまうためです。



P1000877 自作デカールを貼り,上からウレタンクリアーの原液を盛り付けるように塗りました。
非常に満足のいく仕上がりになりましたが,タミヤ等,メジャーなキットであればサードパーティーからエッチングが発売されて楽できるのに・・・と,毎回悔しい思いを強いられています。

いよいよ残す所は後わずかとなりました。
なんとか年内に完成できたら良いなと思います。

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黒塗装

モールやトノカバーなど,黒い部分を塗装します。

P1000838 テープでマスキングするのですが,その際,デカールの上は紙などで保護します。
いくらクリアコートしてあるとは言え,テープを剥がしたときにクリアーと一緒にデカールが持っていかれてしまったら致命的ですからね。
また,テープは一度手の甲に貼るなどして,粘着力を弱めておきます。
特にウレタンクリアーは食いつきが弱い上に塗膜が強いので,どこか一箇所が剥がれてしまうと,そこからぺりぺりっと剥がれてしまうことが多いためです。
ただ,冬場は手の甲も乾燥しがちで,作業後は,とても荒れてしまいました。

P1000841 とりあえずテープを適当に貼ったら,筋彫りに沿ってナイフでテープをカットします。筋彫りをアホみたいに深くしてあるため,簡単な作業ですが,万一塗膜を傷つけた場合のことを考えると,非常に緊張する作業には違いありません。
黄色のボディカラーにオレンジのテープを貼っているため,写真では分かりにくくて申し訳ありません。

ちなみにマスキングテープは,3M製の物をタミヤのケースに詰め替えて使っています。
3Mのテープはタミヤの物とほぼ同じ品質で,単価が圧倒的に安いため,湯水のように使うことができます。おそらくタミヤのマスキングテープは3MのOMEなのでしょう。

P1000843

カットしたら,ピンセットを使って丁寧に剥がします。

剥がしたら,境界部分を爪楊枝などを使って,改めて密着させます。


P1000846 密着させたら,直ぐに塗装に入ります。
テープの伸縮性の影響で,時間が経つと,密着させた部分が剥がれてきてしまうことがあるためです。

最初は,境界部分に薄く砂吹きのイメージで塗料を乗せます。
いきなりドバっと吹くと隙間から塗料が洩れてしまうリスクが高いので,まずは境界部分を埋めるイメージで,吹いて直ぐに乾燥する程度の塗料を吹いておくのです。
この意識はマスキング作業の結果を非常に大きく左右するものだと思います。
私はこれを意識するようになってから,マスキング漏れという失敗は皆無になりました。

P1000848塗装を終えたら,塗料が完全乾燥する前にテープを剥がします。
完全乾燥後だと,テープごと塗膜が持って行かれてしまうことがあるためです。
私は大体,10分ほどしたら剥がしてしまいます。
当然完全乾燥前のため塗面を強く触ることはできないので,ピンセットを使って慎重に剥がします。
テープを剥がす際,テープを重ねて貼った箇所は,一気に数枚を剥がすのではなく,極力一枚ずつ剥がすようにします。
2・3枚重ねた物を一気に剥がした場合,下地がテープに持っていかれることがあるためです。
それぐらいウレタンの食いつきの弱さには気を使うべきだと思います。

P1000881 テープを剥がし,ついでに,ドアの鍵穴には,0.5ミリ径の洋白線を埋め込んでおきました。
一言で黒塗装といっても,実車の材質の違いによってツヤを変えると雰囲気が出ます。
私は,レザー部分(トノカバー等)には半ツヤ黒を,ゴム・プラスチック部分(モール・ドアノブ等)には半ツヤ黒とつや消し黒とを1:1で混ぜた物に,5%ほど白を加えた色を塗ることが多いです。
特に後者の雰囲気は気に入っています。

完全乾燥したらタミヤエナメルのつや消し黒で墨入れをします。
筋彫りが深いので殆ど見栄えに差は出ませんが,光の加減で筋彫りの奥が見えてしまうこともあるので,一応必ず墨入れをするようにしています。
ついでにボディ裏はもつや消し黒の筆塗りでやっつけておきます。
これもシャシーと合わせた後は全く見えなくなるのですが,サフやボディカラーで斑模様のままなのも何となく気持ち悪いので,一応塗っています。

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2008年11月19日 (水)

ホイールとエンブレム1

キットのホイールは,センター部分の窪みの整形にシャープさが欠けていたため作り直したかったのですが,ホイール修正の素材が手に入ったので,作業に入ります。

P1000706 使うのはエバーグリーンの内径6.5㎜,外形7.9㎜プラパイプです。
ホイールセンターの窪みの内径が6.5㎜だったので,これを再現できるのなら別にプラパイプでなくとも,「内径6.5㎜」の物であれば何でも良かったのですが,意外と丁度サイズの合うものが無くて難儀していたのです。

P1000707 これを5㎜ほどの長さにカットします。
まずはタミヤのレザーソーを使って大まかに切ります。



P1000708 その後,断面を垂直に整形します。
使用するのはアルミ製のアングルです。
垂直や平面を出すのに,一つ持っていると便利です。
本当はステンレスの物が欲しいのですが,ステンレス製の直角アングルを見つけられずにいるため(加工が困難なのか,須く角が丸くなっているのです),アルミ製で代用しています。
このアングルの角に,切断したプラパイプの断面がアングルの断面からほんの少し出るようにして,瞬間接着剤で固定します。


P1000709 はみ出したプラパイプの断面を,アングルの断面と面一になるように削っていきます。
アングルの材質がアルミのため,油断するとアングルごと削れてしまうので,慎重に作業します。

P1000716 垂直に整形した断面に,7㎜ポンチで打ち抜いた0.3㎜厚のプラ板を接着します。
接着面の整形が不要になるように,少量の流し込み接着剤で接着しました。


P1000719 ホイールに8㎜径の穴を開け,ここにプラパイプを埋め込み,隙間は瞬着パテで埋めます。
これでホイール表面を整形すれば,ホイールセンターの窪みをシャープにすることができました。

P1000783 次に,エンブレムを再現します。
キットではボディに彫刻されていたのですが,シャープさに欠ける上,研ぎ出しの邪魔になるので削り取ってしまっていたのです。
まずは,0.3㎜厚の真鍮板から,5㎜×1㎝程度の小片を2つ,万能ハサミで適当に切り出します。
私の愛用している物は,真鍮なら1㎜厚まで切れるのですが,このような金属加工には非常に重宝します。

P1000784 切り出した2つの小片を,ハンダ付けします。





P1000787 張り合わせた小片の内,小さい方の小片に,紙にプリントアウトしたエンブレムの,逆台形の部分を瞬着で貼り付けます。
これをガイドに真鍮板を整形するのです。


P1000790 まずは強力ニッパーで,パチンパチンと適当に外周を切り出します。





P1000792 これをミニバイスに固定して,ヤスリで整形します。
使用したヤスリはタミヤのハードコートヤスリ・プロです。
今回初めて使用したのですが,これは良い物ですね。
私は今までこの手の作業にはダイヤモンドヤスリを使用していたのですが,このヤスリは真鍮もサクサク削れて非常に作業効率が上がりました。

P1000795 整形が終わったら,再度ハンダコテを当てて,2つの小片を分解します。
熱を加えながら爪楊枝でちょこちょこ弄っていると,簡単にバラけますが,我ながら非常に危険なことをしていると思います。



P1000797リング部分は,0,3㎜径の真鍮線をライターで焼きなまし,3.5㎜のドリルに巻きつけた物を適当に切断して作りました。直径は約4㎜です。
このリングと,バラした小片を,両面テープで,エンブレムをプリントアウトした紙に貼り付け,ハンダ付けします。

P1000799 不要部分にハンダが流れると面倒なので,極少量のハンダを使用するようにします。
上の画像で下方に写っていますが,ハンダ線を0.5㎜角程度にナイフで刻んだ物を使用しました。

また,ピンポイントでフラックスを塗ることも重要です。
私はフラックスを画像のような筆付きポリ容器に移し変えているのですが,この筆の穂先を削って細くしています。

P1000801ハンダ付けが終わり,流水で洗浄した物です。
ちなみにハンダ付けの際,私はホームセンターで買ってきたタイル片を愛用しています。
安価な上,性能的にも十分だと思います。

ここまででタイムリミットです。
次はホイールとエンブレムをそれぞれ仕上げたいと思います。

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2008年10月26日 (日)

反射鏡

あと1・2日集中して作業すれば完成できそうなものなのですが,研ぎ出しまで終えてしまうと,急速にペースダウンするのが私の悪い癖なのです。
まぁ,焦って作業して,ここまで来て台無しになる大失敗をしてしまうよりもマシなので,少しずつ進めていきます。

P1000687_2 初めに掘り込んでおいた反射鏡部分に,アルミテープを貼りました。
メタルックやベアメタルホイルなど,糊付きアルミ箔の類は多々出ていますが,このような作業には,厚みがあって複雑な形にも破れずに馴染みやすい,台所用のアルミテープを愛用しています。
ちなみに,私は100円ショップで購入した物を使っていますが,糊の付き方が均一ではないのか,テープの接着力が場所によって違ってしまうので,ちゃんとしたメーカーの品の方が使いやすいかもしれません。


P1000689 カナリ馴染んでくれるアルミテープですが,やはり限界はあるので,クレオスのメッキシルバーを爪楊枝で流し込んでタッチアップしています。
初めからマスキングしてメッキシルバーで処理する方法もあるでしょうが,やはりアルミテープの方が反射力という点で微妙に優れていると思います。
まぁ,それほど大差もないのですが・・・

コルベットはこの後,灯火類のクリアパーツと,サイドミラーを自作して,窓枠などを黒く塗装したら,最終組み立てをして完成する予定です。


P1000683_2で,次は小さくて赤くてツルっとした物が作りたいなと思っていたところ,ピラニアモデル倒産の知らせが。
ピラニアモデルというのは,1/43の世界ではカリスマ的な人気を誇るA.Mルフの流れを汲むメーカーでして,ルフ氏亡き今,その原型を使用したキットを供給してくれる唯一の途なのです。
そんなピラニアモデルも倒産ということで,最終生産のキットを買ってきました。


P1000684 フェラーリ250GTOスパイダー(SWB)です。
キット構成は簡素な物ですが,タイヤとホイールは素晴らしい。
昨今の欧州不景気からは,もう暫くすれば価格もカナリ下がるのではないかとも思いましたが,我慢できずに2万円弱で購入してしまいました。



P1000685 ところが,購入後,ピラニアモデルから,「やっぱり続けます」とのアナウンスと,今後の販売ラインナップの告知が。
5年ぐらいずっと続いてる家具屋の閉店セールかよ,と思いましたが,ルフ時代のコルベット再販の望みが繋がったのですから,これで良かったのでしょうね・・・       

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2008年10月14日 (火)

研ぎ出し

ウレタンは,40度の乾燥機に2時間も入れておけば,研ぎ出し可能な程度に硬化します。
私の場合は乾燥機に加えて常温放置24時間を目安にしています。
硬化が不十分だと傷が付き易いし,かといって,あまり硬化が進んだ後だと塗膜が硬すぎて傷が消えにくいので,この辺は各自の研ぎ出し技法に従って硬化時間を調節するしかないと思います。
ちなみに,柔らかい段階で磨ぎだしても,アクリルのように後々ツヤが落ちてくると言うことは無いようです。

P1000621 まずはペーパーで水磨ぎして,塗膜の凹凸を取ります。
使用するのはタミヤの耐水ペーパーです。
目が揃っており,深い傷が付き難いので,研ぎ出し段階では重宝します。
写真は1500番の物ですが,これを適当な当て木に貼り付けて使用します。
当て木として,私は大量の使用済み「パスネット」(東急電鉄から出ていた,テレホンカード状のプリペイドカード)をストックしており,平面を出し,かつカナリの弾性がある点が気に入ってるため,これを愛用しています。

P1000638 力を殆ど入れずに,ペーパーの重さだけを利用するようにして磨いて行きます。
この磨ぎ方で消えない塗膜のダマ等は,力を入れて磨ぐのではなく,ペーパーの番手を1段荒い物にして対応します。
この段階でペーパーの深い傷がついてしまうと,その時点では気付きにくく,コンパウンドでの最終磨き段階になってから再び後戻りという遠回りな上精神的ダメージも大きいことになってしまうためです。
今回は中磨ぎをせずに少々塗面が荒れていたため,1200番→1500番→2000番という順で磨きました。
1200番を縦方向,1500番を横方向,というように,前のヤスリ傷に対して直角にペーパーをかけると,傷の消え方が目視しやすくなります。
最終の2000番で1500番の傷を消した後,当て木をしない2000番で,更に弱い力で小さな円を描くようにして,2000番自体の傷を消します。

P1000631 全体が均一に擦りガラス状になったら,水洗いして磨ぎカスを洗い流します。







P1000644 水洗い後,あらかた水気を取ったら,コンパウンドをかけます。
コンパウンドにも色々な種類があり,とりあえずタミヤの3種類を使用しておけば問題無いかと思いますが,本塗りの色や塗膜の硬さ等によって,適した組み合わせも変わってくるので,色々な物を試してみるのも良いかと思います。
私は殆どの場合,最初のコンパウンドにはソフト99の液体コンパウンド3000を使用します。
粒子の程度としては,タミヤの荒め塗細めの中間といった感じでしょうか。



P1000636 この段階ではコンパウンドをたっぷりと使用して,豪快に磨きます。
大体写真に写っている量で,エンジンフードの磨きにやや不足する感じです。
力を入れて1方向に磨き,2000番のペーパー傷を消していきます。
感覚としては,「ツヤを出す」と言うよりも,「傷を消す」と言う感覚です。
ちなみに使用しているのは使い古しのTシャツですが,化粧用コットンなどを使うこともあります。
いずれにせよ,磨き布については綿の物であれば,この段階で拘る必要は無いと思います。

パッと見て分かるような2000番の傷が消えたら,今度は布の新しい面を使って,やや力を弱めてツヤを出すことを意識して磨きます。
その際,光に当てたりルーペで覗き込んだりして,残っている傷があるようなら消していきます。
研ぎ出し作業の中で最も時間のかかる作業で,私は2時間程延々と磨いていました。
ペーパーがけがいい加減だと,この段階でいくら磨いても傷が消えず,再びペーパーがけに戻ることになってしまいます。
ペーパー傷が完全に消えたら,中性洗剤と古歯ブラシで,残ったコンパウンドを洗い流します。

P1000643 上記のコンパウンドがけであらかたのツヤが出ますが,更に「ツヤ出し」のみを意識して仕上げ磨きをします。
今回は硬い塗膜に強い,3Mのウルトラフィニッシュを使用しました。
私は筋彫りを異常に深くする関係上,筋彫りに残りにくい液体コンパウンドを愛用しています。




P1000639 フィニッシャーズのポリッシングクロスで,殆ど力を入れずに布の重さだけで磨く感覚で磨きます。
コンパウンドの分量は,小豆大でエンジンフード1個が十分磨けます。
光に当てて傷のチェックをしながら,ゆっくりとツヤを出していきます。
私がカーモデルを作っていて,一番楽しいと感じる作業です。



P1000642磨き終わり,中性洗剤と古歯ブラシで洗浄を終えたところです。
今日の作業は8時間ほどかけて,1日の間でやってしまいました。
前述のウレタンの硬化タイミングとの関係上,私の研ぎ出し方法に適したタイミングと言うのがあり,これを逃したくなかったからです。
勿論時間の都合がつかなければ,乾燥機を使用しなかったりして硬化時間を調節することで対応します。

この後,一晩以上放置して,更にウレタンを硬化させます。
塗膜が硬くなればなるほど,後のマスキング作業が安心して行えるのです。

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2008年10月13日 (月)

クリアコート(2)

前回オートクリアーを吹いてからおよそ1週間経過したので,ウレタンクリアーで最終コートします。

P1000601 今回使用するのは,フィニッシャーズのウレタンクリアーGP1です。
ウレタンクリアーは各社から出ていますが,何分賞味期限が短いようです。私は経験したことはありませんが,2年ほどで使用できなくなってしまうようですので,その間に使いきれる量の物ということで,GP1を愛用しています。
私の使い方だと,1セットで1/24のキットがおよそ5台作れて,若干余ります。

GP1にはメモリラベルが付属していますが,余ったら瓶に戻すなんて事はできないので,1回でこのラベル1メモリ分の半分の量を使用します。
それでも結構な量が余りました。
なお,硬化剤との比率はそれほど厳密でなくても大丈夫なようです。
私が使用するときは,秤で計量などしなくても,目分量で正常に硬化してくれています。
GP1の使用方法については,モデルアート増刊の「カーモデルテクニックガイド 研ぎ出し仕上げテクニック&F1キット基本作成ガイド」や,フィニッシャーズのホームページに詳しいのですが,これらの記載には誤解しやすい点が多いので注意が必要です(特に重ね吹き不可と断言している点)。

付属のウレタンシンナーを3割ほど加えて,少々強めの圧力(1キロ強)で,ハンドピースのノズルを全開にして吹きます。
デカールの段差を消すことを意識して,手早く吹きます。

P1000612 ちなみに,ウレタン塗装の場合には防毒マスクは必須のようです。
私はホームセンターで1000円強で購入した,フィルター交換式の防毒マスクを使用していますが,本来であればもう少し高性能の物を使用するべきなんでしょうね。
また,希釈について,私は2キロ以上の圧力で原液のまま吹いたことがありますが,とんでもない量のミストが部屋に舞ったため,ある程度薄めて吹くようにしています。
それでもクレオスの塗装ブース程度では1キロ強の圧で発せられるミストは殆ど受け止め切れませんでした。
P1000613 そのため,更に窓用換気扇や空気清浄機も総動員しています。
台所用換気扇を使用した自作ブースでは問題なかったのですがね。





今回は30%のシンナーで希釈し,1回で吹き終わりました。
普段は50%に希釈し,中磨ぎを入れて2回に分けて吹いているのですが,今回はブログに製作記を書く初めての機会ということもあり,メーカー推奨に近い希釈(本来はシンナーは20%程度の希釈と指示されていますが,それでは濃すぎて吹きにくいので,30%としました。)で吹いてみました。

P1000604 1回でデカールの段差も殆ど消え,テロっとしたツヤが出ます。
ただ,慣れない希釈で吹いたためか,所々塗料がダマになってしまいました。





P1000608 ウィンドウに至っては,擦りガラスのようになってしまいました。
やはりクリアパーツへのクリアコートはタブーだったでしょうか。
今更やり直しは効かないので,磨いてみることにします。



埃をピンセットでつまみ取り(塗膜に少々の傷がついても,硬化後には殆ど消えます。),常温で一晩(今の気温の場合です。夏なら2・3時間,冬なら丸1日でしょうか。)自然乾燥,3時間ほど乾燥機で加熱して硬化させた後,研ぎ出しをします。

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2008年10月 6日 (月)

クリアコート(1)

1日乾燥させたデカールの上から,クリアコートします。
関東地方は雨上がりの夜で,埃も少なくクリアコートには良い気候でしたね。

まず,デカールの上から所謂ラッカー系クリアーを吹きます。

P1000593 使うのは,フィニッシャーズのオートクリアーです。
非常に使用頻度が高いため,私は右のように,タミヤのスペアボトルにピュアシンナーで3倍に希釈した物を作って保管しています。
なお,希釈したクリアーは,長期保存に耐えないと言う話を聞いたことがあるので,希釈保存する量はこのスペアボトル1本分だけにして,希釈分が無くなったら新たに希釈する,というようにしています。


P1000591_2 これをデカールの上から,「砂吹き」します。
吹くのはデカールの上だけで十分です。
砂吹きを比較的短いスパンで4・5回繰返して,デカールを溶かします。
言い換えれば,デカールを溶かして塗面に密着させるという感じです。



最終的にはウレタンクリアーでコートするのですが,その前に,デカールを溶かす力の強いラッカークリアーでデカールを溶着させてしまおうというわけです。
そのため,使うクリアーや,吹き方は「デカールが程よく溶ける様な感じで吹く」という程度でしか,一般的な説明ができないのです。

この方法の利点は,デカールの密着度が上がることの他,密着不十分なデカールのリカバリーチャンスとなる点にもあります。
今回も密着が不十分で,浮き上がってしまった箇所があったのですが,まだデカールが完全にクリアーに埋まっていないため,上から指で押してリカバーすることができました。

また,ウレタンを吹く前にラッカーの塗膜で覆うことによって,非常に稀なことですが,ウレタンクリアーでデカールが侵されるというリスクも減らすことができます(稀なことゆえ,最終コートでビクビクしたくないのです。)。
このようにしてデカールの最終チェック兼ウレタンクリアーの下準備という作業を行うようになってからは,最終クリアコートでデカールが駄目になるということはなくなりました。

P1000595 砂吹きが終わったウィンドウです。
このまま1週間ほど乾燥させます。
ウィンドウはこのまま完成でも良いのですが,折角の機会なので,透明パーツへのウレタンクリアコートを試してみたいと思います。

追記ですが,模型環境の変化に伴い,クレオスのMr.スーパーブースを導入しました。
「プラ段」で検索してこのブログに辿り着く人が多いようで,申し訳ありません。
自作したプラ段ブースは引越し作業の際に廃棄してしまいました。
性能は申し分なかったのですけどね。

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2008年10月 5日 (日)

デカール(2)

P1000567_3 デカールの続きです。
フロントウィンドウに着くCORVETTEのロゴ,所謂「ハチマキ」ですが,キットのデカールでは黒地に黄色のロゴがかかれた物になっています。
しかし,実車ではどうも,この黒地部分は無く,黄色のロゴのみになっているように見えますので,トリミングして黒地部分を除くことにします。

P1000564

P1000566_2 キットのデカールを等倍コピーして,切り出した物をウィンドウの内側からマスキングテープで貼ります。
ばらしたロゴの位置決めを容易にするためです。



P1000568_2P1000569_2  デカールをナイフで切り出し,トリミングします。
まずはバラバラにする前に,各文字の内部と言いますか,「O」の内側とか,「E」の各横線の間部分とか,バラバラにしたあとでは処理しにくい部分に軽くナイフを入れ,その後,ロゴをバラバラにします。
ロゴをバラす際には,よく切れるハサミ等を駆使して外周ギリギリをトリミングしておきます。
私はデカール用にテフロン加工のハサミを1本用意して,この手の作業以外には使わないようにしています。

P1000575

P1000576

 裏から貼ってあるコピーのロゴに合わせて,表からデカールを貼っていきます。
一文字ずつ,ずれないように貼るのには非常に神経を使いました。


 

P1000577 ある程度貼り終えたら,半乾きの内に,文字の内側部分のトリミングをします。
切り出す前に軽くナイフを入れてあるため,殆どの部分は水に漬けた際に剥がれてしまいますが,残った部分はこうして貼った後でトリミングすることになります。






P1000580

P1000579 トリミングが終わったらマークソフターを塗って,定着させます。
画像ではクレオスの物を塗っていますが,効きが弱かったため,モデラーズの物を後から塗りました。




P1000584このようにして他の部分のデカールも貼っていきます。





P1000583

P1000588

ナンバープレートは,当初使用予定だったアクステオンのエッチングのサイズが合わなかったため(1/24用だった),0.15ミリの洋白板で作り,ジャンクのデカールを貼りました。





P1000585_2 インクジェットプリンタで自作したデカールも,良い感じになりました。
この後,数時間置いてデカールが乾燥したら,水洗いして余分な糊やトリミングしたカスなどを取り除き,完成させます。
乾燥機で1時間も乾燥させれば十分だと思われますが,今日はこれでタイムオーバーなので,次回の制作まで乾燥させることにします。

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デカール(1)

Db_86_conv_detail6_4501 漸く環境が整って来たので,久々の製作です。
キットではフロントフェンダー後ろにある,インディ500記念のマーキングが再現されていません。
一体何のための特別仕様キットなんだという感じもしますが,仕方が無いのでデカールを自作します。
 
 

P1000563_2 使用するのは,所謂タトゥーシールです。
私はmaxellのものを使用しています。
これにインクジェットプリンターでデータをプリントして,使います。
 

模型用のデカール自作と言えば,マイクロドライプリンタを使うのが王道でしょうが,生憎私は使ったことが有りません。
自動車模型のマーキングは,他キットの流用や,塗装の塗り分けで代替できることも多く,それでも駄目ならインクジェット式で自作すれば,殆どの場合用が足ります。
と言うよりも,インクジェット自作でも再現できず,「自分で作れそうだ」と思えないような実車は,そもそも作る気が起こらないのでしょう。

なお,私が調べた限り,マイクロドライで満足のいく水準のデカールを作るためには,相当の経験が必要なようで,どうしてもマイクロドライでの自作が必要になったら,私ならばデカール製作代行をやってくれる方に有料で依頼するでしょうね。
ちなみにマイクロドライでの自作方法については「図解!なんでも制作日記」に詳しいです。



Conv 実際の制作ですが,まずは実車画像などから,マーキングの画像データを作ります。タトゥーシールは左右反転で転写されるので,画像データも左右反転で作り,予備のために2セット分作りました。
ちなみに,Windows標準のペイントソフトで十分作れます。

P1000560 このデータを20%縮小して,写真モードで,タトゥーシール(白)にプリントアウトします。
インクジェット式なので,非常に綺麗にプリントできます。




P1000562 ついでに,ホイールのセンターに着くデカールも自作しました。
こちらは透明のタトゥーシールにプリントしています。





P1000565 1時間ほど置いてインクが完全に乾燥したら(説明書には10分放置の指示がありますが,私は念のために1時間ほど置くようにしています。),接着剤のついたフィルムを貼ります。
透明タトゥーシールは,このフィルムが透明なので問題ないのですが,白のほうはフィルムが白いため,視認性が著しく落ち,切り出しにやや難儀します。

あとは余白を切り出して貼るだけなのですが,今回のキットは他のマーキングも弄る必要があるので,貼るのはその後になります。

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2008年6月16日 (月)

エンジン

P1000353 エンジンを組みました。
エンジンブロックはフィニッシャーズの「APブルー」です。
ファンベルトが分厚すぎるのですが,手間対効果を考えてキットのパーツを使用しました。Mr.カラーのスーパーフラットブラックをエアブラシで塗り,銀の部分はタミヤエナメルのクロームシルバーを筆塗りしました。

私は数年前までは,筆塗りで塗膜が厚くなるのを嫌い,闇雲にマスキングして片っ端からエアブラシ塗装をしていたのですが,やはり手間対効果を考えて,最近は細部を筆塗りで済ますことが多くなりました。
良い筆を使えば,ハミ出しも殆ど防ぐことができますし,何より筆で塗るという作業自体が面白いですよね。

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2008年6月15日 (日)

続・内装塗装

放っておくと今月は更新ナシ,なんてことになりそうだったので,無理やり更新します。

実は前回までは,内装を黒とグレーのツートンにする予定だったのですが,実車写真を見ると,どうも内装は黒一色のように見えたので,ツートンはヤメにしました。
ネットで見つけたレプリカの写真に,グレーツートンの物が多かったので,てっきり実車もツートンだと思っていたのです。

といっても,完全に黒一色というのも模型的表現としてアレなので,ほんの少し白を加えたり,ツヤを変えたりと,変化を持たせてみました。

P1000344_2 そして,カーペット部分には,モデラーズカラーの「インテリアブラック」を使います。
カーペット表現にも,サンドペーパーやフェルトなど,様々な表現方法がありますが,今回はキットのカーペットのモールドが綺麗だったため,それを利用しつつ手軽に表現することにしました。

まず,黒く残す部分をマスキングします。

P1000340P1000341  今回は,アイズプロジェクトのマスキングテープを使い,塗り分け部分の縁取りを行いました。
普段であればテープに付着した埃を避けたりするため,カッティングマットに貼り付け,フチをカットしたテープを使用するのですが,今回は同じ黒での塗り分けであること,双方マット面であり,塗り分けに左程神経を使い必要が無いことといった理由から,横着しました(勿論,貼った段階で目に見えるようなテープ淵の埃を取り除く等,最低限の作業は行っています。)。
というか,今回のマスキングは,あまり参考になるような作業でもないので省略します。




P1000351 乾燥後,テープを剥がした所です。
センターコンソールとの質感の違いを出すことができました。




P1000343 他には,グレー部分を塗ったりしました。
使ったのはガンダムカラーの「ファントムグレー」です。
私はこの色が好きで,ツヤをやや落としたものを多用します。
ちなみに,シャシーの黒部分は,グレーを塗った後にMr.カラーを筆塗りしました。


P1000346 更に,小物類を片付けました。








P1000347シリンダーヘッド等は,クレオスのメッキシルバーで塗った後,タミヤエナメルのクリアーで極薄くコートしています。
こうすることで,輝度を極力殺さずにコートすることができます。
しかも,一度エナメルでコートした上から,ウレタン等でコートし,磨ぎだすことも可能だったりするのですが,その辺の話はまたの機会に。

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2008年5月12日 (月)

展示ケースとか

ボディを乾燥させている間に,他の作業を進めます。

まずは,シャシーを塗装する前に,展示ケースへの固定作業を行います。

P1000300 ケースにはこれを使う予定です。
ダイソーの「コレクションボックス」210円です。
気合が入った作品にはウェーブの「T-ケース」など,他のケースを使うことも多いのですが,埃避けとしては十分すぎる品質なので,通常私はこのケースを使っています。
最近は原油高の影響か,めっきり見なくなりましたが,私は10個以上ストックしてあるので,私の製作ペースから考えれば,あと数年は困らないでしょう。


P1000303 固定用ビスには,ホームセンターで購入した透明プラスチックのなべネジ(φ3ミリ,長さ20ミリ)を使います。
透明なので目立ちにくいのと,ネジが長すぎるときは簡単にカットして調節できること,プラセメントで接着可能なのでナットをガッチリと固定できることが長所です(ポリカーボネート製のものを見かけることがありますが,ポリカはプラ用セメントでは接着できないので注意してください。)。



P1000304 まず,ナットを接着する箇所を決めます。
当然ですが,十分考えて,ボディや内装に干渉しない場所を選びます。
今回はバスタブ後部で隠れてしまうシャシー後部と,シート下との2箇所にしました。
2箇所にする理由は,1箇所だと,そこを基点に回転してしまうからです。
位置が決まったら,プラセメントでガッチリ接着し,更にその上から2液性エポキシ系接着剤でナットを包み込むように固定しますが,ナットの溝に接着剤がつかないように十分注意します。


P1000301 シャシーにボディーを被せて,展示ケースの上に乗せ,展示ケースに開ける穴の位置を決めます。
ケースにはテイッシュを敷いて,傷がつかないようにしています。
上下左右から,十分に検討して位置が決まったら,シャシーがずれないように,そっとボディを外します。



P1000305残ったシャシーの開口部分をガイドにして,ケースを開口します。
写真は取り敢えずφ2ミリのピンバイス(これもダイソーで買ったもの)で開口部をけがいてる所です。
この後,シャシーを取り外し,φ5ミリのドリルで開口します。
なお,φ3ミリ以上のドリルは手持ちのピンバイスで加えられないので,直接手で持って使っています。



P1000306 再びボディーを被せ,ケースの裏からネジ止めしてみます。
ちなみに,ナットが干渉しないように,バスタブのシート下部分にはφ8ミリの穴を開けています。
これでOKのようです。




P1000307この他の作業としては,黒で塗るパーツを塗装しました。
銀の下地をグロス黒,カップにフラットベースを少量(5%弱)加えてレザー等の部分を半光沢黒,更にフラットベースを加えて(20%強)フレーム等をマット黒,というように塗装しました。
時間があれば更に白を加えてグレー部分の塗装と行きたかったのですが,今日はここでタイムアップでした。

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2008年5月 7日 (水)

本塗り

前回下地を1週間乾燥させるなどと書きましたが,どうも今週から暫く休みが取れそうにないので,本塗りまで一気にやってしまうこととしました。

幾ら下塗りを十分に乾燥させても,本塗りを十分に乾燥させておかないと,デカールを貼って何年かした後で,デカールがひび割れるといったトラブルが生じやすくなるため,どの途本塗り後に1週間以上の乾燥時間を要します。
そうであれば,下塗りがある程度乾燥した後,本塗りをしてから十分に乾燥させておこうというわけです。
というか,これが私の通常のパターンで,下塗り後に1週間も乾燥させるなんてことは本来イレギュラーなやり方だったのですが。

P1000295 ということで,フィニッシャーズのレモンイエローを吹きます。
この色は白が多めに混じっており,同社のピュアイエローやクレオスのイエローに比べて少々彩度の低い黄色になります。
今回はこれが私のイメージにぴったりの色だったので,特に調色せずに,Mrうすめ液で4倍ほどに希釈した物をそのまま吹きます。
フィニッシャーズの塗料は概して乾燥が速く,しかも樹脂分が多いためか,暫くエアブラシ塗装を続けていると,ぶつぶつとした塊が吹き出ることがあります。
今の時期だと,大体4ccのカップ半分を超えた頃でしょうか。
色々と対策はあると思いますが,私は途中で洗浄した上,その後はニードルキャップを外して吹くことで対応しています。
というのも,どうもニードルキャップに溜まった塗料が悪さをしているように思えるからです。

上述のカップ半分の塗料で凡そ色を乗せた後,一度軽くカップを洗浄した後(簡単にうがい→空吹きをするだけ),再度カップ半分くらいの塗料を入れたら,更にそこに2割ほどシンナーを加え,うがいをして塗料と混ぜます。
そして,今度はつやを出す作業に入ります。

まずはノーズ下面やサイドシルなどを吹き,その後,目立つエンジンフードや(今回はありませんが)ルーフといった,大きな面に,「垂れる寸前」まで吹きます。
イメージとしては,それまでに塗った塗料を溶かしつつ,色を補充的に乗せていく感じです。

オートモデリGTの川口氏は,「ソフトクリームが溶けそうなイメージ」と表現しましたが,言い得て妙だと思います。
いずれにせよ,本塗りについてはまだまだ書きたいことがたくさんあるのですが,一度に色々書いてもネタがなくなってしまいそうなので,今回はこの辺で。

本塗りが終わったら,すかさず薄くクリアーを吹きます。

メタリック塗装をした際は,表面が銀やパールの粒子で荒れがちなので,デカールの定着を良くする為に一度クリアコートするのが一般的でしょうが,今回のようなソリッド塗装の場合に,デカールを貼る前にクリアコートするのは,あまり一般的なやり方ではないようです。
しかし,私は必ずと言って良いほど,本塗りの後は薄くクリアコートするようにしています。

これは,本塗りの塗面を保護するためです。
いつ急に仕事が忙しくなり,作りかけの模型を放置せざるを得なくなるか分からない生活をしている者にとっては,せっかく神経を使って塗った本塗りを剥き出しのままにしておき,どんなトラブルによってこれが痛んでしまうか分からないという状況に耐えられないのです。
また,デカール貼り作業の際に蒸しタオルやマークソフターなどで本塗りの塗面が荒れてしまうのを防ぐこともできます。
当然,クリアーの分だけ多少は塗膜は厚くなりますが,私のような労働者モデラーにとっては,上記のリスクを回避するためには必要な作業だと思っています。

具体的には,フィニッシャーズのオートクリアーを4倍に希釈した物を極々軽く吹きます。
クリアー吹きまでの乾燥時間は,カップ洗浄が終わって煙草を一服するぐらいの時間で十分です。
その程度表面が乾燥していれば本塗りの塗面を侵さないで済むくらいに薄く吹くのです。




P1000299このときはあくまでも表面の保護が目的なので,つやは二の次です。
本塗と違い,クリアーは,その後の本格的なクリアコート→研ぎ出しによって多少のざらつきは解消されるため,それほどつやのことは考えなくて良いと思います(当然デカール貼りに支障の無い程度のつやは必要ですが)。

これで漸く,心置きなく(?)放置することができます。
今度こそ最低でも1週間は乾燥させます。

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2008年5月 4日 (日)

下地まで

またもや前回更新から大分間が開いてしまいましたが,その間サフの3回目を吹いたのと,磨いた洋白板を埋め込む予定のサイドミラーを掘り込んでおりました。


P1000281私は最初のサフは作業性を優先して缶サフで,その後は必要な部分のみエアブラシで吹くようにしています。

1週間ほど乾燥させた後,1000番のペーパーで水磨ぎして表面の埃やゆず肌を取ります。



P1000284塗膜の削れやすい1000番で磨ぐと,画像のように少々下地が見えてしまうこともありますが,今回は隠ぺい力の高い下地塗装をするので,スルーします。
私にとってサフ吹きの目的は,傷を発見し,埋めることが主なので,それが完了している以上,全体が均一にグレーになっている必要はないのです。



P1000285 古歯ブラシと食器洗い用洗剤で削りカスを洗い,乾燥機で30分ちょっと乾燥させた後,下地を吹きます。
今回のボディカラーは黄色なのですが,ご存知のように黄色は隠ぺい力が有彩色の中でもダントツに低い色でして,下地色をしっかりと決めておく必要があります。

明るい黄色を望むなら,下地は真っ白にしておくべきでしょうが,今回の黄色は少々赤みのある,深みの必要な黄色なので,フィニッシャーズのファンデーションクリームで,クリーム色の下地としました。

この下地が均一なクリーム色になっていないと,本塗りで幾ら黄色を重ねても,ムラは消えません。
また,下地の凹凸がそのまま本塗りにも反映されるので,可能な限り平滑にしておきたい所です。

1回目のファンデーションクリームを吹き,乾燥機で2時間乾燥させたあと,1200番のペーパーで色のついた埃や,大きなゆず肌を取り除き,古歯ブラシで削りカスを払った後,サフ地の出てしまった所に2度目のファンデーションクリームを吹き,修正します。

P1000288 フィニッシャーズカラーは乾燥が速く,1日も待てば,下地であれば磨ぎも可能なのですが,乾燥時間はとるにこしたことはない上,他のパーツの作業もあるので,乾燥機で埃をよけつつ,1週間は放置する予定です。

ちなみに画像の乾燥機は,実家近くのリサイクルショップで2000円ほどで購入した対流式食器乾燥機です。

ヤフオクなどでも廉価で出品されていることがありますが,食器乾燥機の現在の主流は温風式のようで,少々辛抱強く出品を待つ必要があるかもしれません(温風式は埃が付きそうなので避けるべきだと思います)。

正式な模型用乾燥機でなくても,私はこれで十分満足しています。
ポイントは,内部温度をしっかり把握しておくこと(私の物は春先で40度ほど)です。
50度を超えるようであれば塗面にダメージを与えるので,蓋を少し開けるなどして,温度調節することが必要になるでしょう。

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2008年4月13日 (日)

P1000238 パーツを黒系で塗る物と,グレー系で塗る物とを,大雑把に分けます。
同じ色で大量のパーツを塗る作業は気持ちが乗りにくいため,一度で纏めてやってしまおうというわけです。
黒系であれば,最初にグロス黒で塗るパーツを仕上げ,その後カップにフラットベースを加えてセミグロス黒,更に少量の白とフラットベースを加えてマットダークグレー・・・という具合に,カップ洗浄無しで,纏めて塗装するのです。

写真で使用しているのは100円ショップで購入したタッパーです。
安物は離型剤ベットリなので,使用前に良く洗っておきましょう。

私は,完成品はケースにネジ止めして,殆ど触らないようにしているので,シャシーは大幅に手抜きしています。
パーティングラインすら十分に消してないパーツもあります。
以前なら,見えない部分も完璧に仕上げようとしていたのですが,ここ数年の完成ペースの遅さから,妥協することを覚えました。

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エンジンフード合わせ

そろそろ塗装に入ろうと思っていたのですが,細かい点が気になって修正を繰り返す日々です。

以前,エンジンフードの合いが悪くては,市販のミニカー以下の完成度になってしまう旨を書きました。

ピタリと合わせる方法として非常に効果的なのが,エンジンフードにピンを打つという作業です。
当然実車のエンジンフードにはピンなど打たれていないのですが,模型としての完成度という観点からはやむを得ません(この点,タミヤのキットなどは非常に合いが良く助かるのですが。)。
ピン無しで完全に合わせようとすると,気の遠くなるような修正作業が必要となるので,ある程度の力技で合わせてしまおうという訳です。


P1000232 まず,ピンバイスでボディ側にφ0・6ミリの穴を開けます。






P1000221 現物合わせでエンジンフード側にピンを打つ位置を罫書き,Pカッターでピンの収まる溝を彫ります。
多少位置がずれても,接着後のピンを曲げることで,少々のズレは解消できます。




P1000223 ピンにはφ0.5ミリの洋白線を使います。
この細さの真鍮線では曲がり易いので,洋白がベストかと思います。
まずは洋白線を瞬間接着剤で仮止めします。
その後,瞬着パテで補強します。



P1000227_2 よい機会なので,瞬着パテについて補足しておきましょう。

瞬着パテの基材となるベビーパウダーは,使い捨てのティースプーンを使って掬っています。
その辺の喫茶店で無料で入手できるでしょう。
今回は写真写りを考慮して,多めに掬っています。


P1000229掬ったベビーパウダーを,クラフトテープなどのツルツルした物の上で,瞬間接着剤と混ぜ合わせます。
私は使い捨て可能といる利便さから,メモ帳やティッシュなどにクラフトテープを貼り,その上で混ぜ合わせることが多いです。
今回はしっかりと洋白線を固定できるように,若干粘度を低めに調節しています。



P1000231 仮止めした洋白線を覆い隠すように,瞬着パテを盛り,この後余分を削り取ります。





P1000234P1000235
ピンを打ったおかげで,エンジンフードはガタもなくピタリと合うようになりました。
これまでの滞留具合に反して,明日も更新予定です。

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2008年4月12日 (土)

進捗せず

前回更新から1ヶ月ほど経ちましたが,予想以上に仕事が立て込み,模型に触る時間が作れませんでした。
前回以降に行った作業と言えば,


P1000216_2 ドア内張りの整形を終えたぐらいです。
いや,逆Rの面を仕上げるのって,意外と手間隙がかかるのです。
私はリューターの球形シリコンビットなどを使うことが多いですが,やはり何度かやり直しをするハメになりました。

久しぶりの更新なのに,ネタがこれだけってのはあんまりなので,私の積んでいるキットなど紹介しておきたいと思います。

P1000218P1000217  AMTの「Farrah’s FOXY VETTE」です。
70年代初頭に発売されたもので,私が所持している最古のキットです。
初代チャーリーズ・エンジェルを演じ,当時大人気だった,Farrah Fawcett Majors の愛車ということで発売されたようです。
同社の「’70 Eckler Corvette」のデカール替え商品のようですが,こちらは日本ではあまりお目にかかれません(タレント名を冠している点などから,再販も望めないでしょう)。

某中古ショップでは数万円の値がつけられていましたが,海外ネットオークションなどでは2000円弱で入手できることもあるようです。
ボディ形状は必ずしも実車そっくりとは言えませんが,特徴のよく捉えられた,私好みの形状です。
発売から35年ほど経過しているキットですが,驚くべきことに,デカールはまだまだ大丈夫そうなので,製作はもう少し先になるかもしれません。
私のように製作ペースの遅い者にとっては,一番「足の速い」デカールが経年変化に強いという点が,アメプラの大きな魅力だったりします。

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2008年3月 3日 (月)

ホイールキャップを加工します。
P1000141 キットのパーツはごらんのように,綺麗にメッキがかかっていません。
また,実車は少々暗い光り方をしているので,パーツのメッキを落とし,塗装で再現することにしました。




P1000137 メッキ落しに使用するのは,台所用漂白剤です。
100円前後で入手できます。





P1000144 漂白剤を水で2倍に薄めて,10分ほど漬けて置きます。
原液ならもっと早く落とし終わりますが,原液が肌に触れると皮膚が溶けるので,安全性と作業性の両方を考慮し,2倍希釈としています。
ちなみに,奥まった所に気泡があると,その部分だけメッキがいつまで経っても落ちないので,爪楊枝などで突いて気泡を除去すると良いと思います。

P1000166 メッキを落とすと,蒸着メッキのために施された下地塗装が出てきます。
このキットは,これが綺麗に塗られていなかったため,メッキも綺麗にかからなかったようです。
ところでこの下地ですが,国産キットだとMrカラーうすめ液などで落ちる物が多いのですが,このキットの物は落ちませんでした。

仕方が無いので,ペーパーで下地を平滑にしました(こんなことならメッキをペーパーがけで落としても同じことでした・・・)。

P1000167 400→800とペーパーをかけ,サフを吹いて様子を見ます。
なお,サフについて,私は最初のサフは,扱いの手軽さから,1000の缶サフを使っています。



以上で大きく手を入れる箇所はなくなったようです。
来週は忙しい予定なので,塗装に入れるのはもう少し経ってからになりそうですが,それまでパテ類をじっくり乾燥させてやれると思えば,待つのも苦にならない物です。



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2008年3月 2日 (日)

P1000117  シートベルトのバックル類を作ります。
1.2ミリプラ板とφ0.5ミリ真鍮線でアンカーを作り,バックルは1.2ミリプラ板と0.5ミリプラ板の組み合わせです。
プラパテで整形時の大きな傷を埋めた後,ペーパーで角を落として自然な感じに仕上げます。


P1000119アンカーは,仮組み等のし易いように,ピンを立てます。ピンの素材には,φ0.5ミリほどの伸ばしランナーを使います。
プラ素材は,金属線よりもアンカー本体との強固な接着が望めるからです。



P1000120 アンカーにφ0.6ミリの穴を開け,伸ばしランナーを接着します。





P1000121 バスタブにφ0.8ミリの穴を開け,アンカーを仮組みし,ついでにバックルの様子も見ておきます。





P1000123 ベルトの素材には,使わなくなった手帳の栞を使います。
私はこれを使った作例を見たことがないのですが,質感や,様々な色があること,太さといったことから,ベルト素材としては決定的とすら考えているのですが。
ちなみにこの手の栞は,身の回りの書籍を探せば意外といろいろな所に使われているものです。


P1000125 今回は上の画像にあるライトグレーの物を使いましたが,実車のベルトはダークグレーなので,色調を暗くします。
シンナーでしゃぶしゃぶ(シンナー9:塗料1程)にしたMr.カラーのジャーマングレーに,栞をドブ漬けします。下手に筆等で塗ろうとすると,時間がかかる上にムラになりやすいのです。
このとき使う塗料は,非常に薄めた物にしないと,乾燥後バリバリになります。そのため,できるだけイメージに近い色の栞を使用し,薄い塗料でほんの少しトーンを変える程度で済むようにしています。

P1000126塗料から引き揚げ,一箇所に塗料が溜まらないように動かします。素材が布なので,溜まりそうな塗料もすぐに乾燥します。
ちなみに,ドブ漬けする時点から乾燥まで,両端を目玉クリップで挟むと,扱い易いと思います。



P1000118 ベルトの乾燥を待つ間に,他の加工をします。
まず,シートが薄く感じたので,0.5ミリプラ板を貼りました。




P1000127 次に,ドア内張りのモールドが,一体整形のため,画像のように立体感に乏しい物となっているので,手を加えます。




P1000129ナイフで何度もなぞり,内張り部分を切り離します。





P1000130 切り離しが終了した所です。
このような作業は通常ノコで行うのですが,キットのプラ厚が薄いので,ナイフだけで簡単に切り離すことができた上,切りシロも最小限に抑えられました。



P1000132 切り離した内張りを,ドアパーツから一段下げた位置に再接着します。
プラセメントで仮に接着しておき,大きな隙間を伸ばしランナー等で埋めた上,裏から瞬着パテでガッチリ固定します。
なお,内張り上端は厚みがあるのですが,切り離し作業を優先させるためにドア内張りと一緒に切り離しまったので,内張りを再接着した後,1.2ミリプラ板で再生しました。

P1000134 内張りとドアパーツとの間に溶きパテを流し込み,面がなだらかにつながるようにします。
実車では一枚の革が貼られ,繋がっているのです。




P1000136 先ほどのシートベルト,アンカー・バックル,シートと,既に整形の終わっているハンドルを組み合わせて,バランスを見ます。
ベルトの端は,両端とも切りっ放しのままでシート横にもぐりこませる予定です。ドア開閉ギミックを入れるわけでもないため,完成後全く見えないので,手抜きします。

以前私は仮組みは車高を見ることのできる最低限の物しかしないと書きましたが,このような各セクションごとの仮組みは結構しつこくやっています。
これで溶きパテの乾燥を待って,ペーパーで仕上げれば,内装の改修はほぼ終了です。

明日はホイールをいじる予定です。

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2008年2月28日 (木)

溶きパテが完全に乾燥したので,400番の耐水ペーパーで削り,その後,600番で軽く磨きます。
この後サフを吹くと,当然削り跡が残りますが,必ずサフ後に見つかる傷があり,再度のパテ埋めが必要となるので,一旦ここまでで表面仕上げ第一段階を終わりとします。
P1000101 P1000103
パテの残り具合から,どれだけ表面がうねっていたかお分かりいただけるかと。
ちなみに,テールライトの淵が一段盛り上がっているのですが,キットのモールドはダルかったので,プラ材(エバーグリーンの0.5ミリ×1ミリ)で作り直しました。


P1000115 その後,中性洗剤で洗浄し,乾燥後にサフを吹きます。

案の定,サフ吹き後に多数の傷が見つかりました。



P1000110

P1000112 また,右テールの角がダルいのに気付いたので,修正します。

まずはサフを削り落とし,その辺に転がってるプラ板(今回は1.2ミリ)を瞬着で貼り付け,隙間を瞬着パテで埋めます。
その後,ナイフとヤスリで整形し,角を出します。
ちなみに私はこのような整形作業は極力ナイフで行い,最後の仕上げのみペーパーで行うようにしています。
ペーパー作業は粉塵が出て,部屋が汚れる=塗装時に埃が付きやすくなるため,あまり行いたくないのです。

再び溶きパテで傷を埋めたら,乾燥を待ちながら他の部分に着手する予定です。
そうすることで,十分にパテの溶剤を飛ばし,経年変化を抑えることができるからです。

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2008年2月21日 (木)

ここ数日,0時前に帰宅できない日々が続いたため,殆ど模型に触れませんでした。
昨日今日とで,かろうじて1時間ほど作業時間が取れたので,ステアリングをいじりました。

P1000065

キットのステアリングホイールが細く貧弱だったため,太くしました。





P1000097

使用したのは2mmアルミ線です。
手ごろな太さの円柱状の物に巻きつけた物を切り出し,瞬着パテで接着して完成です。
1/43の場合には焼きなました真鍮線を使ったりするのですが,1/25だと柔らかいアルミ線が,加工しやすくベターかと思います。
他には,中央のコルベットのエンブレムモールドが甘かったので,モデルカー・ガレージのエッチングに置き換えています。

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2008年2月15日 (金)

灯火類の反射面を作ります。

P1000074_2

今回は,エバーグリーンの0.25×2mmプラ板を使います。




P1000075_2
これを,昨日開口した部分に,現物合わせで接着していきます。ライトカバーで隠れる部分なので,それほど精度は必要ありません。


P1000078_2
先に周囲の4辺を作ってから,底面を接着すると簡単です。



P1000079_3
全て現物合わせです。普通の接着剤を少量,爪楊枝の先で点付けして仮止めした後で,流し込み接着剤で固定しました。


P1000081_2 その後,溶きパテを流し込んで視認しやすくすると共に,角を滑らかにします。
実車の反射面はメッキ処理されており,角の部分にもメッキがかかっていて滑らかになっているからです。

この作業を全ての灯火類につき行いました。

この後,アルミテープを貼って反射面にする予定です。

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2008年2月13日 (水)

86_chevy_corvette_columbus_02_3

P1000056

灯火類をいじります。実車は発光部分・反射部分がレンズカバーよりも一段奥まった所にあるので,これを再現したいと思います 。モノグラムやAMTのキットを含む,殆ど全てのC4コルベットのキットは,灯火類の表現が平面的で,このキットも例外ではありません。特にフロントライト部は,キット正面にあって目立つということもあり,ここを放置したのでは,一見して明らかにプラモデルだと分かってしまうでしょう。

手軽な再現方法としては,10年ほど前のAUTO MODELINGで,畔蒜幸雄氏がメッキパーツに薄めた白を塗ってレンズを再現する方法を紹介していましたが,これでもやはり平面的であることに変わりないので,実際に彫ることにします。

P1000069_2

まずは,全ての灯火を開口します。



P1000070_3

ピンバイスで小さな穴を幾つか開けた後,ナイフで穴を繋げ,整形します。



P1000073_2 ちなみに,ナンバープレート部には「CORVETTE」の凸モールドが入っていたのですが,ヒケが激しく,アク・ステオンのエッチングプレートを貼り付けることにしたため,一段掘り下げています。


この後,反射部分を再現してやる予定ですが,それはまた後日。

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2008年2月10日 (日)

まずは仮組をします。

私は殆どの場合,ボディ,フレーム,タイヤだけで仮組を済ませてしまい,細かいパーツはぶっつけ本番です。

P1000054

取り敢えずタイヤが嵌められて,全体の形が分かる状態になったら,車高を決めます。後輪がちょっと高い気もしますが,実車もこの程度の高さですし,後で力技での修正が効くと思われる範囲なので,これで良しとします。

ところでタイヤについてですが,このキットは,ストック使用とカスタム使用の2種類のタイヤが入っており,ペースカー使用では,BFGoodrichを使うようになっています。ところがこのタイヤが,前後輪同じ太さなのです。

流石に前後同じ太さは嫌だなと思っていたところ,AMTのCorvette’96CollectorEditionに入っていた,GOODYEARが無改造で使えたので,これを流用しました。

車高が決まったら,実車画像等と見比べつつ,改造点を決めます。

今回はMPCの歴史的功績を尊重しつつ,最低限の改造で済ませようと思うので,外観上どうしても気になる点に絞って手を入れようと思っています。

一番目立つのは,エンジンフードとボディの合いが悪く,隙間が開いてしまう点です。P1000055

ここを修正しないままだと,市販の完成品ミニカー以下の仕上がりになってしまうこと必須なので,気が済むまで調整します。

100円ショップの瞬間接着剤と,ジョンソンアンドジョンソンのベビーパウダーを混ぜた,自家製瞬着パテを,隙間に流し込みます。このとき,流し込みすぎて裏側までパテが回ってしまうと修正が面倒なので,やや粘度を高めに調節しています。

他に目立つ部分としては,灯火類やサイドミラーの表現,ロードスターであるにも拘らずシートベルトが再現されていない点,ヘッドライトのモールドが不正確な点等ですね。これはおいおい修正していきたいと思います。

後は,古いキットだけあって,ヒケが凄いので,タミヤパテをラッカーシンナー(ホームセンターで売ってる,日曜大工用の物)で溶いた溶きパテを塗って暫く(一週間ほど)放置します。

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製作記第1弾は,MPCの’86コルベット インディペースカーです。

C4コルベットは,86年と95年にインディ500のペースカーを勤めてますが,実車もレプリカが販売されていまして,それに伴いプラモデルも発売されています。

もっとも,C4ペースカーのキットは現在ではなかなか入手困難でして,特に86年式は,ヤフオクでもなかなか出品されません。モノグラムとMPCから発売されていましたが,当然どちらも絶版ですし。

今回は,デカールがそろそろやばそうということもあり,MPCのキットを作ることにしました。

私は仕事のある日は,一日30分ほど作業できれば良い方なので,今日は洗浄だけして乾燥させます。

所謂アメプラは離型剤ベットリのキットが多いので,取り敢えずランナー状態で洗浄しています。

P1000052 ちなみに私は,プラモデルの洗浄の際には,普通の台所用中性洗剤+歯ブラシを使っています。

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