ホイールとエンブレム1
キットのホイールは,センター部分の窪みの整形にシャープさが欠けていたため作り直したかったのですが,ホイール修正の素材が手に入ったので,作業に入ります。
使うのはエバーグリーンの内径6.5㎜,外形7.9㎜プラパイプです。
ホイールセンターの窪みの内径が6.5㎜だったので,これを再現できるのなら別にプラパイプでなくとも,「内径6.5㎜」の物であれば何でも良かったのですが,意外と丁度サイズの合うものが無くて難儀していたのです。
これを5㎜ほどの長さにカットします。
まずはタミヤのレザーソーを使って大まかに切ります。
その後,断面を垂直に整形します。
使用するのはアルミ製のアングルです。
垂直や平面を出すのに,一つ持っていると便利です。
本当はステンレスの物が欲しいのですが,ステンレス製の直角アングルを見つけられずにいるため(加工が困難なのか,須く角が丸くなっているのです),アルミ製で代用しています。
このアングルの角に,切断したプラパイプの断面がアングルの断面からほんの少し出るようにして,瞬間接着剤で固定します。
はみ出したプラパイプの断面を,アングルの断面と面一になるように削っていきます。
アングルの材質がアルミのため,油断するとアングルごと削れてしまうので,慎重に作業します。
垂直に整形した断面に,7㎜ポンチで打ち抜いた0.3㎜厚のプラ板を接着します。
接着面の整形が不要になるように,少量の流し込み接着剤で接着しました。
ホイールに8㎜径の穴を開け,ここにプラパイプを埋め込み,隙間は瞬着パテで埋めます。
これでホイール表面を整形すれば,ホイールセンターの窪みをシャープにすることができました。
次に,エンブレムを再現します。
キットではボディに彫刻されていたのですが,シャープさに欠ける上,研ぎ出しの邪魔になるので削り取ってしまっていたのです。
まずは,0.3㎜厚の真鍮板から,5㎜×1㎝程度の小片を2つ,万能ハサミで適当に切り出します。
私の愛用している物は,真鍮なら1㎜厚まで切れるのですが,このような金属加工には非常に重宝します。
張り合わせた小片の内,小さい方の小片に,紙にプリントアウトしたエンブレムの,逆台形の部分を瞬着で貼り付けます。
これをガイドに真鍮板を整形するのです。
まずは強力ニッパーで,パチンパチンと適当に外周を切り出します。
これをミニバイスに固定して,ヤスリで整形します。
使用したヤスリはタミヤのハードコートヤスリ・プロです。
今回初めて使用したのですが,これは良い物ですね。
私は今までこの手の作業にはダイヤモンドヤスリを使用していたのですが,このヤスリは真鍮もサクサク削れて非常に作業効率が上がりました。
整形が終わったら,再度ハンダコテを当てて,2つの小片を分解します。
熱を加えながら爪楊枝でちょこちょこ弄っていると,簡単にバラけますが,我ながら非常に危険なことをしていると思います。
リング部分は,0,3㎜径の真鍮線をライターで焼きなまし,3.5㎜のドリルに巻きつけた物を適当に切断して作りました。直径は約4㎜です。
このリングと,バラした小片を,両面テープで,エンブレムをプリントアウトした紙に貼り付け,ハンダ付けします。
不要部分にハンダが流れると面倒なので,極少量のハンダを使用するようにします。
上の画像で下方に写っていますが,ハンダ線を0.5㎜角程度にナイフで刻んだ物を使用しました。
また,ピンポイントでフラックスを塗ることも重要です。
私はフラックスを画像のような筆付きポリ容器に移し変えているのですが,この筆の穂先を削って細くしています。
ハンダ付けが終わり,流水で洗浄した物です。
ちなみにハンダ付けの際,私はホームセンターで買ってきたタイル片を愛用しています。
安価な上,性能的にも十分だと思います。
ここまででタイムリミットです。
次はホイールとエンブレムをそれぞれ仕上げたいと思います。
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